小松島競輪のＧ３「阿波おどり杯争覇戦」が７月２日から５日まで開催される。村上義弘、稲川翔、平原康多、脇本雄太、桐山敬太郎ら強力遠征陣に、原田研太朗、小倉竜二ら地元勢が挑む図式。４日間の熱い戦いに注目だ。

　記者　過去の成績を見ると、地元勢の優勝は０５年の小川圭二以来、出ていないですね。

　デスク　当時の小川の差し足はシャープだったなぁ。あの頃とは地元勢の顔触れも少し変わったな。

　記者　そうですね。今は原田研太朗が押しも押されもせぬ代表でしょう。

　デスク　まくりの威力はトップクラスだな。

　記者　本人は「まくりのスペシャリストになりたい」という気持ちがあるようです。

　デスク　相手に手の内がばれていても、強引にまくり切る、そんなレースができれば、原田の地元Ｇ３初優勝があるかもな。

　記者　小倉竜二も忘れてはいけませんよ。

　デスク　マーク技術はあるけど、決め足がなあ…。

　記者　それは認めます。ゴール前は地元ファンにひと押ししてもらいますか？

　デスク　そうだな。冗談を抜きにして、展開の助けは必要だろうな。

　記者　地元勢以外では村上義弘、稲川翔、平原康多、脇本雄太、桐山敬太郎らが有力です。

　デスク　少数精鋭の地元勢ＶＳ遠征勢か。原田が地元の期待を背負ってどこまで戦えるかだな。