競輪、楽しんでいますか?

今週は取手競輪場で取材、予想、そして車券購入の日々を送った。

広島カープの優勝にご機嫌な藤井将
広島カープの優勝にご機嫌な藤井将

地元広島カープの3連覇に歓喜していたのが、113期の新人・藤井将だ。高校卒業後「親のすねをかじりながら」(本人談)競輪学校を受験し続けること5回。ようやく合格し、今年7月のデビューにこぎ着けた苦労人だ。だがそんな雰囲気はおくびにも出さず、明るいキャラクターで常に報道陣の笑いを誘っていた。

チャレンジ決勝でラインを組む藤井将(左)と井田晶之の113期コンビ
チャレンジ決勝でラインを組む藤井将(左)と井田晶之の113期コンビ

このナイスガイが連勝でチャレンジ決勝に進出し、何と、その番手には同期の井田晶之がつけるという。年齢も学校での班も違うが、学校時代から気が合ったという。2人でワンツーフィニッシュを誓ったことはいうまでもない。

タカラジェンヌ降臨? 内村舞織
タカラジェンヌ降臨? 内村舞織

その前検日、タカラジェンヌかと見まがう選手が現れたから驚いた。内村舞織だ。隠れ「ヅカ」ファンの当方としては初めて会ったこともあってひどく圧倒されたわけだが、当の本人は「全く(宝塚は)観たことないですね。シルバー(の髪)にしていたんですが、すぐに色が抜けてしまってこの(ゴールド)色になっただけですよ」とサラリ。内心「何や、このおっさんは!?」と思ったに違いない。われながらサイテーだと思う。

しかし、数年前大阪に住んでいた当時、阪急電車で時々内村のような宝塚音楽学校の生徒さんを見かけたことだけは確か。まあ、そんなことはどうでもいいが、内村も堂々の決勝に進出。デビュー初Vの期待が懸かる。

A級1、2班戦本命の泉文人。右は当方だがもちろんカット
A級1、2班戦本命の泉文人。右は当方だがもちろんカット

最後にA級1、2班決勝は当方と名前が同じ泉文人に期待した。名前の縁で、競輪場で会うといつも親しく話をする間柄。近況はいまひとつの成績が続いていたが、今開催の準決の動きは良かった。フミト、頑張れ!【栗田文人】