S級優勝を果たした山田久徳(撮影・中野公博)
S級優勝を果たした山田久徳(撮影・中野公博)

20日から22日まで開催された川崎F1「日刊スポーツ杯」。S級は山田久徳(31=京都)、A級は曽我圭佑(24=熊本)の優勝で幕を閉じた。S級優勝を果たした山田は「すんなり中団が取れていいのかなって。かかりは良くなかったけど、あそこまで行けば優勝できると。終わりよければですね。おいしい焼き肉を食べます」と笑顔で優勝の喜びを話した。次戦は3月7日からの松山G3の予定だ。

無傷でA級優勝を決めた曽我圭佑(撮影・中野公博)
無傷でA級優勝を決めた曽我圭佑(撮影・中野公博)

A級優勝の曽我は「(菊池)竣太朗の位置が欲しかったんですけどね。後方になったけど、バックでゴチャついてチャンスがあると。特昇? 前回の久留米は意識し過ぎたので次も普通に走ります」と笑顔だった。次戦は3月10日に松山で行われるルーキーチャンピオンレース。勢いも付き最高の状態で臨めそうだ。

トークショーを行った(左から)片野利沙、佐藤摩弥、中嶋里美、荒川ひかり(撮影・中野公博)
トークショーを行った(左から)片野利沙、佐藤摩弥、中嶋里美、荒川ひかり(撮影・中野公博)

最終日の22日にはガールズケイリンと女子オートレーサーのトークショーも開催された。ガールズケイリンからは荒川ひかり(24=茨城)、中嶋里美(28=愛知)。女子オートからは佐藤摩弥(26=川口)、片野利沙(25=川口)が参加。ファンからは黄色い声援も飛んで大いに沸いた。

この日2回目のトークショーでは趣味の話になり荒川と中嶋がミュージカルの話で盛り上がると、佐藤と片野は釣りの話で場を盛り上げた。

トークショーのあとにはファンとのふれあいもあり、サインや握手をしてもらったファンの顔からは笑顔があふれた。

選手とファンが共に笑顔になるファンサービスはこれからも続けてもらいたい。【中野公博】