競輪、楽しんでいますか?
11日に終了した取手F1はS級が鈴木竜士、A級は真杉匠の優勝で幕を閉じた。
この開催、前検日から、どこか気分が高揚している自分に気づいた。なぜだろう? よくよく参加選手を眺めてみると、GP、G1、G2などのタイトルホルダーが「これでもか!」というほどいるではないか。G1・16勝のグランドスラマー神山雄一郎を筆頭に、浜口高彰、出口真浩、太田真一、小野俊之、飯嶋則之、成田和也…。それぞれの時代を彩り、頂点を極めた(極めている)名選手が何と13人。その他にも競輪祭の新人王、ルーキーチャンピオン、そして長年タイトル戦線で活躍してきた名脇役らもいて、まさに時空を超えたオールスターの様相を呈していた。心が躍ったのも無理はない。
聞けば、意図的にレジェンドを集めたとのこと。オールドファン(記者も)には懐かしさを覚える開催で、いい企画だったと思う。
能書きはこの辺で。後は写真でお楽しみ下さい。【栗田文人】