競輪、楽しんでいますか?
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、右を向いても左を向いても、どんよりとしたムードが漂っている。こればかりは日本、いや、世界全体でしばらく辛抱するしかない。
何か明るい話題はないかと探してはいるのだが、そう思うと、なかなか見つからないのも事実。
そんな中、3日に終了した京王閣F1の最中に、ちょっぴりうれしいシーンを目にした。
この開催の前検日(3月31日)に月森亮輔が「もうすぐ子供が生まれるんですよ…というか、もう予定日は過ぎているんですけどね」と期待半分、不安半分の表情で話していた。当方も気になって仕方がなかったのだが、準決(2日)後にJKAの電話を通して「無事、女の子誕生」の報が。その瞬間、周りを囲んだ中四国の選手仲間から拍手が沸き起こった。当方も思わず手をたたきたくなったことは言うまでもない。
「良かったです」と満面の笑みを浮かべる月森。わざわざ当方にまで握手を求めてくれ、こちらまで幸せな気分になった。
将来、月森が「○○ちゃんが生まれたとき、世界中がコロナで大変だったんだよ」と笑って話せる日が来るはずだ。
おめでとう、月ちゃん!【栗田文人】