宿口陽一のG1初決勝、初優勝の快挙で終わった岸和田・高松宮記念杯競輪の最終日だった21日、YouTubeの日刊スポーツ競輪部公式チャンネル「聖二の教場」で司会兼予想者を務めました。3月28日、G2ウィナーズカップ以来、2度目の生配信。今回もゲストにユーチューバー、パチスロライターのオモダミンCさんを迎え、8R以降を買いました。

ビッグレースは波乱の決着が多く、今回は全レース穴予想に徹しましたが、狙った選手が敗れ続けて大ピンチ。オモダさんは私の予想に乗って買っていたので、ふたりとも当たらず決勝へ。最後も、初志貫徹で穴を狙いました。中国勢と北日本勢のたたき合いを期待し、無印勢の(4)山崎賢人、(5)吉田拓矢、(8)宿口陽一の2車単、3連単ボックスを中心に(4)と(5)から手広く流しました。

期待通りに人気ラインがやり合い、最終4角では(4)、(5)、(8)の3人が固まって優勝争いになり、思わず「できた!」と大声を出してしまいました。ゴール前は宿口が外から追い込み1着、吉田が2着に入ったが…。後方にいた(9)守沢太志が大外を伸びて3着に入り、2車単のみのゲット。2車単を買わないオモダさんは的中ゼロで終わってしまいました。オモダさん、申し訳ない、今度は頑張ります。

オモダさんの人気にあやかり、チャンネル登録者数がかなり増えました。次回の「聖二の教場」では、もう少し早いレースで的中を目指します。

それにしても、優勝した宿口は流れが最高に良く、チャンスを全てものにしました。穴党としては、年末のKEIRINグランプリで波乱の使者になってほしいです。【田中聖二】

高松宮記念杯最終日の予想をするオモダミンCさん(右)と教官役の田中聖二(撮影・21年6月20日)
高松宮記念杯最終日の予想をするオモダミンCさん(右)と教官役の田中聖二(撮影・21年6月20日)