南関のベテラン砂川秀樹(50=神奈川)が、小林裕一朗の先行に乗って2着で予選をパスした。「裕一朗が先を見据えた競走をしてくれた。(仕掛けも)後ろを気遣ってくれたし、ありがたい」と安堵(あんど)の表情だった。

 発奮材料がある。ガールズ7期生で愛弟子の佐藤水菜(みな)が、まもなくデビューを迎える。「この時間だけど弟子も見ていたと思うから、着に絡めて良かった。俺もあと何年できるか分からない。少しでも長く一緒に走りたい」と笑う。準決6Rも突破し、デビュー前の愛弟子に師匠の意地を見せたい。