準決5Rは屋良朝春が4番手からBSまくりで1着を決めた。

 中団にこだわる、と宣言していた通りに先行した小出慎也ラインを追って中団をキープ。6番手から仕掛けてきた保科千春に合わせて、先まくりが決まった。「足に余裕がありましたね」と会心の勝利に笑顔。

 故郷の沖縄に移籍してからハードなトレーニングを重ねる日々。「オーバーワークですが、どんどん競輪の足が軽くなってる」と手応えを感じている。決勝も「強い瀬戸(栄作)としっかり力勝負がしたい」と自信の表情だった。