追加参戦の太田将成(22=宮城)が張り切っている。113期在校成績上位7人があっせんされた今節、直前に卒業記念覇者の在校成績5位だった藤根俊貴が病気欠場し、同42位の太田が追加参戦となった。「追加の打診があった時は、弱い自分が出ていいものかと少し迷った。でも、宮城の先輩から『いい経験になるぞ』と。出るからには頑張る」と意気込んだ。

仮に7人すべて準決を突破すれば、決勝はルーキーチャンピオンレースさながらの一戦になる。「ルーキーに出られる成績じゃないし、僕はこの決勝を目指す」と控えめな中にも意欲をのぞかせた太田。デビューの奈良でV、競走得点も77・53と、実戦での成績は決して引けを取らない。まずは予選4Rのクリアを目指す。