113期最初の1、2班レーサー河合佑弥(24=東京)が、苦しんだ末に準決1着をつかんだ。

準決9Rでは元S級の北野良栄の突っ張り先行に遭い、終始外並走の苦しい展開。デビュー以来初めて、最終バックが取れなかったが、強烈な踏み直しで辛くもまくり切って決勝切符をつかんだ。

検車場では「強い」とため息すら漏れたほど。ただ、河合は「反省のレースですね…。今晩、菅谷(隆司)さんと反省会をします」と悔しさをにじませていた。

1、2班戦はこれで5連勝。2連続完全優勝へ、決勝9Rは奮起の先行勝負に出る。