前場所で初めて予選、準決を連勝した桜井大地が勢いを見せている。

予選2Rは打鐘で前団をたたいてそのまま押し切り。「今が自己最高の競走得点。練習の成果が出ている」。在校時は未勝利で17年7月にデビューしてから低迷が続いたが、経験豊富な望月裕一郎に指導されて力を蓄えた。もちろん、予選突破だけでは満足しない。「準決(7R)も挑戦者の気持ちでいく」。けれん味のない反撃が威力を増す。