予選6Rの森下忠夫（46＝高知）は今年に入って苦戦が続いている。前場所の岸和田は9車立てで3日間オール6着と苦しんだ。「岸和田もそうだが、その前の岐阜、どちらも不完全燃焼」と話す。ただ本人の感触自体は決して悪くない。「だいぶ練習ができるようになって、追走はずいぶん楽になってきた」。

昨年7月に高知の支部長となり、日々の業務に時間を取られることもあり、いろいろと気苦労も増えた。そのためか「中身のある練習ではなく、こなすような練習になっていた」という。ようやく業務などにも慣れて、練習にも身が入るようになってきたが、それまでの悪い流れを止めるのに苦しんでいる様子。それだけにまず初日、久保田泰弘－高橋清太郎という本線ライン3番手から、予選クリアに挑む。