下岡将也(22=三重)が決勝を前に怪気炎を上げた。同期でともに決勝に勝ち上がった谷口幸司が広島勢の3番手回りを表明すると「おれ、単騎ですか? 上等ですよ!」とニヤリと笑った。

準決3Rは最終バックで内をすくわれたが、そのまま鋭い踏み出しで藤井将をまくり切った。「内から来られたのがかえって良かったかも。あれで仕掛けようと思えたので。いつもは伸び切る前にゴールって感じだったので、早めの仕掛けで正解でしたね」と白い歯を見せた。怒りの? まくりで待望の初優勝を決める。