113期の篠田樹(22=大分)がオープニングレースを制した。

早めに先行態勢に入り、最後は番手の安藤雄一と、まくってきた渡会啓介をギリギリ封じ込めた。「風もあまりなくて走りやすかった。渡会さんのラインを封じておけば2、3着はあると思っていました」と振り返った。

昨年11月の福井で落車した後、競走得点を落としていたが、前場所半年ぶりに決勝に駒を進めている。それだけに、番手だった安藤も「篠田君は戻ってますね」と復調に太鼓判を押すなど、確実に復調ムードだ。

「決勝に乗りたいので、準決も頑張ります」と気合を入れた篠田の走りが注目される。