予選3Rは113期の安本昇平(24=山口)が、人気に応えて逃げ切った。ただ、レース展開は、番手でラインの大林亮介と、自力ライバルの浦野慈生が並走になる想定外のものだった。

「自分では踏んだつもりだったけれど、後ろが競りになっていた」。バンクの感触が重く、スピードに乗り切れなかったと振り返ったが、1Rを制した大畑裕貴も同じコメント。2日目以降も前半戦の時間帯は「重い」バンクコンディションになるかもしれない。安本の修正力が試される準決になりそうだ。