1Rで先行して4着に敗れた田中勝仁(33=千葉)だが、表情は初日より明るく見えた。

「後ろ攻めだったし、1回前を切ってから考えようと思った。結果的に駆ける展開になったが、駆けてもいいなとは思っていました」と振り返った。

今回は右鎖骨骨幹部と右第4肋骨(ろっこつ)骨折からの長期欠場明け。「手術してから徐々に練習を始めていたが、その間に制度も変わったし、1回も走っていないので…」。前検日には不安そうな顔も見せていた。それがこの日のレース後は「初日は駄目だったけど、この日のようなレースをしていけば大丈夫かなと。まだまだ今期は長いんで」と前向きなコメントも出た。復調へのきっかけをつかみ、復帰初戦の最終日を締めたい。