予選6Rは吉川勇気(28=石川)がしてやったりの逃げ切りを決めた。断然の人気を集めた緑川修平を相手に、打鐘からのたたき先行でまんまと逃げ切った。

今回は前節の名古屋から2週間ほど空いて「練習もばっちりできた」と仕上がりに自信を見せていた。さらに、レース前に重倉高史から「ダッシュがいいから慌てずに駆けろ」とアドバイスを受けたこともプラスに作用した。

「いつもなら打鐘で慌てて踏むのに、ホームから落ち着いて駆けられた。それも大きい」。先輩のアドバイスもしっかり生かした勝利だった。