今シリーズは主力陣の層が厚く、92点の競走得点を持つ大久保直也(42=徳島)さえ予選回りとなった。

しかも出番は1R。4番手まくりの阿部弘を追走して差し切り、しっかりと人気に応えた。「中団キープから、という作戦通りに阿部が走ってくれた。目標を付けてもらえるだけでありがたい」。

阿部(3着)を2着に残せなかったことは残念がっていたが、まずは好スタートに安堵(あんど)していた。