115期の新人・福田滉(ひろし、20=栃木)が、これ以上ない地元デビューを飾った。

後攻めから打鐘で前を押さえ、最終2角から踏み込んで押し切り1着。初出走から13戦目にして初の逃げ切り勝ちとなり「(ダッシュタイプで)長く踏める方じゃないけど、先行を意識していた。この1勝はうれしい」と満面の笑みを浮かべた。

祖父母、父、伯父、兄、いとこが選手という栃木競輪界の申し子的な存在。準決8Rも自力で戦い、初の決勝進出を狙う。