武田亮（20＝東京）が準決4Rで順当勝ちを収めた。

初手から後ろが競る展開。「中里（福太郎）さんに番手に入られるかもしれなかったし、走りづらかったですね」と苦笑いで振り返った。

デビューから9場所の全てにおいて決勝に進みながら、優勝は1回しかない。「もう2、3着はいりません。優勝だけを狙って…」。

関東1人になったが、準決で競り込んだ樋口有樹郎－岡田篤が今度は味方だ。頼もしい援軍を連れて、同期の勝谷勝治を打ち破る。