ガールズケイリン予1・1Rで人気を集めた奈良岡彩子（29＝青森）が、惜しくも2着に敗れた。

打鐘まで前受けし、矢野光世の仕掛けに合わせて野口諭実可が先行したことで、内にかぶる形になってしまった。ようやく踏み込めたのは直線に入ってから。先に外を踏んだ荒川ひかりに及ばなかった。「突っ張り切れば良かったかな。結果的にもっと早く踏み込みながらいけば…」と残念そうに振り返った。

それでも「小倉は走りやすいですね。ただ、前前じゃないと」と感触は悪くない。「とにかく足が余り過ぎました」。その反省を2日目、決勝に生かすはずだ。