茨木基成(57=東京)が1Rで3連単19万円オーバーの高配当を演出した。

初手は森佑樹の3番手だったが、番手の妹尾英信がはぐれたのを見るや、バック手前から追い上げ森の番手を確保。4角から前へ踏み込み一気に抜け出した。茨木は「森君の番手に別線が入っていたから、行けるところまで行こうと…。最後は後ろから声がしたから前へ踏ませてもらった」とレースを振り返った。

予選は7着に敗れたものの、きちんとラインの3番手へ追い上げ、戦う姿勢は見せていた。「最近、初日の7着が多くてね」と嘆いたが、まくりの決まり手もあるように、大ベテランはまだまだ健在だ。