岩手のホープ照井拓成(24)が予選に続いて準決9Rを逃げ切り、完全Vに王手をかけた。

チャレンジ決勝8Rは、同じルーキー115期の井坂泰誓や池川瑠威、土田栄二との対決。井坂にはライン3車、土田には1番車の有利さがある。

照井は単騎戦で不利と思われるが「去年12月の松阪は単騎で優勝したし、明日も大丈夫。それに位置取りとかヨコは、師匠の佐藤友和さんや兄弟子の高木翔さんに鍛えられている」と頼もしい言葉を続けた。

冬場になり、同じ日大出身で同期1位の坂井洋を頼り、宇都宮バンクに出げいこ。連日、切れを見せた照井が1月名古屋以来、6度目のVへ突っ走る。