金沢竜二(34=福島)は「このままでは駄目ですよね」と自嘲気味だった。

「昨年11月に鎖骨を骨折して、いまいちの状況が続いていますが、せめて特選シードでないと…」。長らくS級に在籍していた実力者にとって、現状は厳しい。「A級の予選なんて、デビュー以来じゃあないかなあ。しっかりと勝てるように頑張ります」。

予選6Rは自慢のスピードとパワーを全開させ、一気に突っ走る。