2Rは浜田翔平(30=大阪)が、今年初の予選1着を決めた。

竹村達也の抵抗を強引に赤板ホームでねじ伏せて先行態勢。佐藤裕輝のまくりにも合わせ切り、そのまま後続を完封した。「後ろを見る余裕はなかったが、落ち着いて走れたし思っていた展開になった」と、ホッとした表情を見せた。

1月の当地以来、決勝に進めていなかった浜田。「少し欲を出して、セッティングをいじったりしていた」ことが逆効果になっていた。「良かった時のセッティングをもとに微調整して、直前練習でも感じは良かった」と前検日に話していたが。その言葉どおりに結果を出した。

「直前は(今回参戦している)谷口友真とかと一緒に、グループでもがいて、いい練習ができたし自信になった」。準決も、その好感触を生かした走りを見せてくれるはずだ。