2日からの玉野競輪ナイター開催が中止になるなど、新型コロナウイルスの影響は競輪界にも忍び寄っている。

そんな中、予選6Rに登場する幡中幸弘(46=兵庫)は、布製のマスク姿で検車場に姿を見せた。「うちの娘の手作りなんです」。よく見ると白ではなく、かわいいイラストが薄く書かれた布が使われていた。

がっしりとした体と顔の幡中。「マスクのサイズも大きくないといけないので」と苦笑いしながらも、目元からはまんざらでもないという表情が見て取れる。

今開催も家族の愛とともに、3日間を戦い抜く。