一般2Rもベテランが奮起し、柴田了(53=福岡)が俊敏な立ち回りで勝利した。

人気は舟元権造-高木修二-藤田享市の近畿勢だった。ここで張り切ったのが、先行した行成大祐。「自分は自力でもないのに柴田さんが付いてくれた。これでスイッチが入った」と振り返った。

柴田は行成マークから、まくった舟元に切り替えて番手を奪取。最後は渾身(こんしん)の差し足を見せた。柴田の1着は18年10月伊東以来。「地区が違う行成君(香川)に感謝です」と感激の表情を見せた。