緒方将樹(21=熊本)は今回出走する117期4人の中で、唯一チャレンジデビューを果たしている。

前場所の武雄では決勝に進出。ただ「レース勘というのがなくて、自分のペースに持ち込み切れてなかった」と反省点を挙げた。

今回は「(ルーキーシリーズの)広島で乗っていたものに戻します」と、前場所からフレームを替えて臨む。「課題を修正しながら、修正点をできるだけなくしていきたい」。

父で師匠でもある緒方浩一氏は、S級の特別戦線でも活躍した。「父からは同じ500バンクでも、熊本とは全然違うぞ、といわれてきました」。そのアドバイスを生かし、予選2Rでデビュー初勝利を手にしたい。