阿久津浩之(37=東京)が凱旋(がいせん)レース? を快勝した。

オープニングのチャレンジ予選1Rは、青板バックから押さえて先行。別線の巻き返しを許さず、番手にも差させず押し切った。「(2分戦の)相手がちょっと中途半端だったので、その分、自分に展開が向きました。ラインでワンツーが決まっているし、足の感じも悪くない」と、滴る汗を拭った。

群馬支部所属選手として長年戦ってきたが、今年5月に妻の実家がある東京に移籍。今回が移籍後初の前橋参戦だ。「ここで勝ててうれしい。明日(準決)も頑張りたい」と力を込めた。