チャレンジ準決3Rは、若手の自力型が4人そろって大混戦だった。

その中で唯一の単騎だった倉田紘希(19=三重)が、7月の本格デビューから初の連勝突破に成功。冷静なレース判断から、まくり切った桜井大地をめがけてまくり急追し、ゴール寸前に差し切った。

「単騎でしたが、めちゃ緊張しました。レースの流れは予想通り。同期の枠元(一葵)さんと磯村(蓮太)さんのたたき合いを、桜井さんがまくると思ったので、そこへ向けて必死に踏み込みました。初の連勝は気持ちがいいし、自信にもつながると思います」。

最終日の決勝8Rは、準決同様に単騎で初優勝を狙う。