地元のベテラン坂本英一(53=栃木)が、頼れる後輩とともに予選を突破した。

チャレンジ予選3R。前を任せた秋本耀太郎は、アマチュア時代から面倒を見て、ともに練習してきた間柄だ。

坂本はゴール寸前で村松俊弥にかわされ3着。ワンツーはならなかったが「(秋本)耀太郎の地足にビックリした。練習の成果だね」と自分のことのように喜んだ。

「アマチュアのころを知っているだけに、こうして一緒に走れて良かった」と感慨深げ。レース後、あいさつに来た秋本には「同じ宇都宮バンクでも、練習とレースでは景色が全然違うだろ」と話しかけていた。

チャレンジ準決3Rも再度コンビを組み、そろって地元での決勝進出を狙う。