チャレンジ準決3Rは、戸辺捺希(22=埼玉)がまくりで快勝し、決勝一番乗りを決めた。

打鐘2センターで阿久津浩之が先手を奪取し、戸辺は6番手に置かれた。1角からまくったものの、3番手にいた同期の秋本耀太郎が横に振った時に接触し、秋本が落車。「秋本君が当たってきたので踏ん張った。でも、ある程度のスピードは出ていたし、乗り越えられると思った」と振り返った。

決勝8Rは同県の藤田周磨も勝ち上がったが「師匠(藤田竜矢)から、前でやるようにと言われています」。

結局、埼玉勢は戸辺-藤田-岩田幸久の3車で並ぶことになった。「調子も悪くないですね」と、本番を楽しみにしていた。