野口大誠(31=熊本)が今回のS級特昇チャンスに意欲を見せた。

「点数で(S級に)上がれるだろうと甘く考えていたら、初戦の1月久留米でいきなり失格(決勝で2着失格)。これで気持ちに火がつきました」。

次走別府(特選5着、準決1着、決勝4着)の後は松山、名古屋と2場所完全Vを飾り、S級復帰へ王手をかけた。

元々、15年京王閣のG2ヤンググランプリを制した実力者。「今回は特昇を狙うつもりで来た」と気持ちを引き締めていた。