長屋秀明(20=岐阜)がチャレンジ準決3Rで逃げ切った。

同期の仲野結音をたたいて主導権を奪取。ゴール前では同県の塚本貴雄にタイヤ差まで迫られたが、辛くも振り切った。

連勝で勝ち上がった長屋は「連日3番手に付いてくれた森山昌昭さんが、ありがたかった。2車と3車とは全然違いますから」と、他地区の先輩に感謝を表した。

決勝は、このレースに2班特昇を懸ける枠元一葵が相手だ。「仲もいいし、よく話す相手だけど、レースは別。簡単に特昇されたくない。自分が止めます」と、打倒枠元を誓う。その上で自身の優勝が本望だろう。