特選9Rの重倉高史(36=富山)が調子を上げている。

好調の引き金になったのは5月富山の優勝。「地元で初めて優勝できた。決勝で微差負けの2着もあったし、ずっと勝負弱いなと思ってたんです。あの優勝で気持ちが楽になって、やる気も出た」。前期のA級レインボーファイナルにも出場した西村光太を振り切っての優勝で、勝負強さと自信を取り戻した。

重倉は丸刈りのヘアスタイルという印象だったが、成績の上昇とともに「2月くらいから切ってない」という髪の毛は、肩にかかりそうなほどに伸びた。験担ぎではないのだろうが、ここから成績と髪の毛がどこまで伸びるのか注目だ。