準決7Rは単騎の高橋昇平(31=埼玉)が、5番手から大外を鋭く伸びて2着に突っ込んだ。「あそこから伸びたんだから、相当調子がいいんですね」と仕上がりの良さには自分でもびっくりだ。

今場所前のPIST6出走が、思わぬ効果をもたらした。「250のスピード感に慣れた分、こっちの競輪では最後に踏み込めた感じがありました」。

決勝9Rも準決同様に単騎戦。混戦の間隙(かんげき)を突いて、再び高配当の使者となる。