A級予選の5Rに登場した山川奨太(24=熊本)は、実質2カ月半の休み明け初戦だった。それでも仕掛けどころを逃さずまくると、最後は立石拓也にかわされたものの2着で予選を突破した。「田村(風起)さんが先に仕掛けてくれたのはラッキーでした。最後に差されたのは、休んでたから、と言うことにしておいてください」と笑った。

8月松山の指定練習で落車し「鎖骨、肋骨(ろっこつ)、肩甲骨を骨折。2週間くらい入院しました」と振り返った。復帰戦が「チャレンジ戦でもなかった」という初の33バンクで戸惑いもあったはずだが「1走したし落ち着いてきた」と、2日連続で同期の3人と写真におさまるなど雰囲気も上々だ。準決9Rは同県の徳永哲人とワンツーを決める。