鈴木雄一朗(37=東京)が好気配だ。予選5Rは前受けから突っ張り、2周を堂々逃げ切って快勝した。ヘルニアの持病を抱えているが「(2場所前の)前橋はあまり良くなかったけれど(前場所の)静岡あたりからだいぶ良くなった」と表情も明るかった。「(S級に)上がっていったときは、長い距離を踏んでいた。やっぱり距離を踏まないと駄目ですね」。初心に帰った94期在校1位&卒業チャンピオンが、準決8Rも果敢に駆けて波乱を呼ぶか。