流れが変わった? 今期A級の藤田竜矢(41=埼玉)が、降級2場所目で決勝行きを決めた。

準決8Rは、南関ワンツースリー態勢と藤田にすれば絶体絶命のピンチ。ところが、最終4角で4人の大量落車が発生。藤田はこれを避けて2着に滑り込んだ。

落車による右肩の腱板(けんばん)を痛めたことで成績を落としてのA級陥落だけに「まだ(右肩の)けがが治っていないから、あれで乗り上げていたらもう引退を考えたかも」と、勝ち上がったことより無事完走に胸をなで下ろした。

決勝は埼京でまとまり3番手回り。「これで悪い流れが変われば」と願っていた。