小池千啓(23=栃木)が2班特昇に王手をかけた。準決4Rは残り2周半から突っ張り先行で勝って8連勝。前期2班で番手を回った稲葉一真が「ずっと踏み上がっていく感じ。強い」と舌を巻く快勝だった。小池も「(前2場所の)松戸や平塚は練習できていない感じだったけれど、今回は練習の成果が出た」と特昇Vへの手応えを口にした。

決勝はデビューが遅れた辺見光輝と、その番手を回る中込健太の東北同期コンビとのV争いになる。辺見はインターハイのケイリンで優勝実績がある難敵だ。それでも小池は「早く上に上がりたい」と意欲満々。最大のライバルを倒し、ひと足先にチャレンジ卒業を決める。