チャレンジで得点最上位の牛田樹希斗(23=愛知)に強烈なカンフル剤が注入された。

準決3Rは吉原友彦の逃げをまくって予選から連勝にも、検車場に戻ると反省の弁ばかり。序盤で正攻法に構え、並走した吉原と何度か体をぶつけ合い、結局は後方に引いてまくり勝負になった。後位の柴田昌樹とはワンツーを果たせなかった。

「今後を考えて、常にラインで決めたい思い。そのために準決の作戦は突っ張り先行だけ。吉原さんに体当たりされて落車しそうになったし、かっとなってしまった。今後へいい経験になった。いい勉強になります」。

決勝8R。愛知トリオの先頭を走る牛田が、今度こそ吉原の総力戦を退けてライン決着といくか!? 経験値を上げた新鋭の走りに注目したい。