チャレンジ一般1Rはベテランマーカーの大河原和彦(55=群馬)が、小林和彦の先行に乗って抜け出した。これで通算282勝。

「300勝が先か、引退が先かだけどね。還暦までは何とか現役を続けたいんです」。競輪への情熱は全く失われていない。

現在は競輪選手会の群馬副支部長を務めており、その任期が6月いっぱいで終わる。「これでやっと楽しく競輪ができそう。体調は1日ごとに予測がつかないけれど、いい時に少しでもいい着を取れるように頑張ります」。夢へ向かって真っすぐに進む55歳の挑戦を応援したい。