後藤純平(45=福井)が28日の向日町最終日を最後に、競輪人生に幕を下ろす。この日のチャレンジ一般2Rは4着。レース後に「振り返ると先行もできて、S級に上がれた。でも、競輪人生の後半は追い込みに変わって、けがに泣きましたね。長くやるなら先行でやれば良かったんだろうけど、やれることはやった。悔いはありません」と語った。

1996年(平8)8月に岐阜でデビューし、デビュー戦で初勝利。先行まくりでS級まで上り詰め、02年のふるさとダービー松阪で勝ち星を挙げるなど通算379勝。師匠は長らく福井を引っ張った野原哲也(引退)で、練習仲間に市田佳寿浩(引退)がいた。