佐藤健太(34=福岡)が攻めの姿勢で上位を目指す。先行力も兼ね備えながらインで粘るなど、ヨコの動きもできることが強み。6月の防府では「たまたま展開で行かざるを得ない形になったものある」と言いながら、3日間バックを取るレースを見せた。

「自分の場合は自力にこだわることもなく、まずは勝つ競走をすることを第一に考えている。なりふり構わずやっているだけです」と苦笑いした。

出産を経て今は実戦から離れている妻の長沢彩については「もう1度1000メートルのタイムを計る試験と、身体検査を受けて復帰に向けて動き始めています」と、再び夫婦での活躍が期待される。「また向こうの方が注目されるので、負けないように自分も頑張る」と笑顔を見せた。