予1・1Rの豊岡英子（42＝大阪）は最終ホームから果敢に逃げたが、得点上位の太田瑛美に番手からまくられた。それでも踏ん張って4着だった。

「前場所で落車して、練習でももがけてなかったので、今日は1周行くつもりでした。残りたかったけど2日目に頑張れば大丈夫」

今年は目標として「ビッグレース初出場」を掲げている。ガールズケイリンは今年、パールカップ、オールガールズクラシック、競輪祭女子王座戦と3つのG1が新設された。勝てばガールズグランプリ出場権を得られるが、豊岡はまずはG1出場を目指している。

「強い気持ちで自力で戦いたい。自力で力を出し切らないと、今のガールズのスピードにはついていけない。同期の佐藤水菜なんか何でもできますからね。1戦1戦大事に戦って賞金をアップさせ、ビッグレースに出たいですね」

42歳の年齢は「奥井迪さんも40歳台だし、全く気にしていない」と言う。サトミナとG1で戦う姿が見られるかも。