すでに18人が特昇した121期からまた1人、逸材が頭角を現してきた。堀航輝(27=青森)は、高校、大学でも自転車競技で活躍した即戦力ルーキーだ。

今年に入り京王閣、平を完全優勝し、特昇への挑戦権を得た。師匠の坂本貴史からは「勝ちを意識すると小さいレースになる。いつも通り走ってこい」と送り出されてきた。

チ予選4Rは、連係相性のいい橋本祐司がガード役。内枠だけにSを取っての突っ張り先行が濃厚だ。「地足なので、33は前に出てしまえば何とかなる」。スタートからゴールまで誰も前に出すつもりはない。