須永勝太(32=福島)が昨年2月の和歌山以来、約1年ぶりの決勝進出を決めた。準決3Rで打鐘からたたいて先行。別線にまくらせず、番手にも差させず押し切ると「マジでうれしい!」と喜びを爆発させた。

1年前の和歌山は予選、準決と連勝で、決勝も1位入線の失格だっただけに「デビューして初めての失格だったし、すごいショックでした。あれが尾を引きましたね」と振り返る。その後のスランプが長かった分、喜びもひとしおだ。決勝も自力勝負。悪夢を振り払った須永の一発があるかもしれない。