新人・斎藤雄行(27=神奈川)が、今年2度目の優勝を完全で狙う。チャレンジ準決4Rは前受けから逃げ切り連勝。「風が強くて周回中は初日より重かったけど、足の感じは今日の方が良かった」と端正な顔をほころばせた。

京王閣は初出走だが、実は初めて競輪を目の前で見たのは当地だった。選手養成所に入る前に、師匠・東龍之介の父晃氏に連れてきてもらい、選手を目指す気持ちを強くした思い出のバンクだ。決勝も最内枠から、栃茨勢を連れて別線を完封する。