今期チャレンジに降級している日浦崇道(32=和歌山)が予選1Rを、ホーム4番手から豪快まくりで快勝した。

後ろに続いた同県の中畑利英と関東勢2人を2~4着に連れ込む、見事な走りだった。

「後ろに3人付いてくれて、上位独占することができて良かった」と安堵(あんど)した。日浦は1月の伊東では、今シリーズV候補筆頭の121期・堀航輝の2班特昇を阻止する快走で優勝を飾っている。「あの時は前の中釜(健次)君が頑張ってくれたおかげ。その後は121期勢に、いいようにやられていますよ」と言うが、和歌山ではいい練習相手にも恵まれ、タテ足に磨きがかかっている。準決4Rでは堀航輝を相手に自力勝負に出る。