A級一般2Rは伊豆田浩人(43=神奈川)が、4番手から直線一気に突き抜けた。

田村裕也-仲山桂の前受けを、深瀬泰我-平田徹の静岡両者に伊豆田-手島志誠が続く東日本ラインがたたいて先行する。打鐘4角から田村が一気に踏み込むと仲山が離れ、田村に深瀬以下が続く形で最終周回に。最後は伊豆田が4番手から、一気のごぼう抜きを見せた。

「最後は意地ですね」。伊豆田が笑顔で振り返る。来期は01年のデビューから21年で、初のS級昇級が決まっている。「今はセッティングなども含めて、やるべきことをしっかりと、という強い気持ちでやっています」。モチベーションも高く、最終日も目が離せない存在だ。